株式会社江ノ電バス横浜・鎌倉営業所様(神奈川県鎌倉市)

今回は神奈川県鎌倉市にある「株式会社江ノ電バス横浜・鎌倉営業所」様でお話をお伺いしました。

正面入口自動ドア

(聞き手)いつも当社の自動ドアをご利用いただきありがとうございます。平成17年に4台の自動ドアを納品させていただきました。

(お客様)その前から自動ドアは設置されていましたが、建物の改装を機に自動ドアもリニューアルしました。

(聞き手)営業所に自動ドアを導入されたきっかけを教えてください。

(お客様)乗務員が路線バスの運行を終えて帰社した時に、運賃箱にある金庫の清算をします。その際、片方の手で金庫、もう片方の手で乗務員用の鞄を持つので両手が塞がってしまいます。自動ドアはスムーズに営業所を出入りするのに必要不可欠なものでした。

車庫側の自動ドア

(聞き手)感知器の仕様がタッチスイッチ式ではなくセンサ式になっているのは、そういったことを考慮した結果ということですね。

(お客様)おそらくそうだと思います。

車庫内で休息する路線バス(許可を得て撮影)

(聞き手)自動ドアのどのような点にメリットを感じられますか?

(お客様)私が以前赴任していた営業所では、つい1年半くらい前までは手動のドアがついていました。乗務員はドアの前で金庫を床に置き、ドアを開けた後足でドアを押さえながら金庫を持ち上げて通るという大変な思いを毎回していました。雨の日は傘も持たなければいけませんし、床に置くという動作を毎日繰り返していると金庫も傷んでしまいます。今の時代、あって当たり前の自動ドアですが、そういった経験から自動ドアの有難さをとても感じています。

(聞き手)自動ドアは快適にご利用いただいていますか?

(お客様)はい。いつも定期点検をしていただいておりますので、おかげさまで毎日快適に利用しています。

営業所内の様子と風除室内側の自動ドア(奥が定期券売り場)

(聞き手)日頃の自動ドアのお手入れはどんなことをされていますか?

(お客様)ドアのガラスを拭いたり、時々センサー部分も拭くようにしています。

(聞き手)最後に、当社の自動ドアやサービス全般についてご要望などございましたら教えてください。

(お客様)路線バスの自動ドアには戸先スイッチというものがついていて、万が一お客様が挟まれそうになる前にすぐに開くというシステムがあります。自動ドアもより安全性の高いものが今後出てくることを期待します。

自動ドアは路線バス運転手の職場環境改善にも一役買っています‼︎

(聞き手)普段何気なく利用している路線バスの自動ドアにも安全対策が施せさているのですね。建物と乗り物の自動ドアは同じように見えてもその役割は違うように思います。乗り物の自動ドアは乗客の安全確保が重要であるのに対して、建物の自動ドアは通行者の利便性向上の役割の方が強いように思えます。ただ、安全性については時代とともに進化しております。センサや自動ドア駆動装置の高機能化により、通行者の安全面をサポートしています。最近、自動ドアのJIS規格が制定されました。自動ドアメーカーとしてより一層の安全性向上に取り組んでいます。今後も安全で高品質な商品を提供できるよう努力していきます。
本日は貴重なご意見をお聞かせいただきありがとうございました。

(取材担当より)

株式会社江ノ電バス横浜・鎌倉営業所様は江ノ島電鉄株式会社のバス部門が分社化されて設立されました。敷地内には路線バスの車庫があり、年式ごとに様々な顔をした路線バスが入庫していました。事務所内には路線バスの定期券売り場があり、一般のお客様も自動ドアを利用されています。ちなみに、路線バスの営業エリアは大船駅、戸塚駅などのターミナル駅を起点として主に通勤通学や買い物などの「生活の足」として路線バスを運行しています。一方、同じグループ会社である株式会社江ノ電バス藤沢様は鎌倉大仏や江ノ島を結ぶ観光路線であることから観光客の利用も多いとのことです。オレンジとクリーム色の車体のバスが湘南エリアの風景にとてもマッチしています。女性の運転手の方も数名在籍しているとのことです。江ノ電バス様は全車両へのドライブレコーダーおよび液晶式運賃表⽰器と連動した乗務員⽀援システムなど最新鋭の設備導入を通じて安全運行に取り組んでいます。湘南エリアのお出かけには地球環境にやさしい「江ノ電バス」をぜひご利用下さい。おトクなチケットもあります。

小型バスやラッピングバスなど様々な顔の路線バスが毎日活躍しています‼︎(許可を得て撮影)

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