クローズドアムーブメントは世界的に拡がっている!

クローズドアムーブメント

アメリカ

2008年8月、ニューヨーク市評議会が、店舗(4,000平方フィート以上または市内で5軒以上のチェーンストアを有する場合はそれ未満でも)に、じつに簡単なそれでいて画期的なこと、すなわち「エアコンを運転中はドアを閉めておくこと」を要求するという、法案を通過させた。

イギリス

英国ではクローズドアキャンペーンは全国的なものに発展している。全国に展開するチェーンストアがドア閉め政策を最初に採り始めており、欧州議会議員のクリス・デイビーズなどの政治家達曰く「ドアを開けておくのはお客に店の中に入ってくるよう誘引するためだが、何十億人もが地球温暖化の影響を被ることになるとの国連の予測からすると、このようにエネルギーを浪費するのは道徳的に擁護できない」。

カナダ

カナダのトロント市でも事業者にドアを閉めておくよう強制するために市条例を改正しようという声が政府部内に起こっている。オンタリオ州全域で、「歩道をエアコンするなどということは受入れられない」という認識を高めるために、2006年以来クローズドアキャンペーンが展開されている。

自動ドアは地球にやさしい!

2009年8月、アメリカ、ニューヨーク市は、世界初の画期的な法案を可決しました。

「エアコン稼働中はドアを閉めること」

「エアコンを稼働中にドアを開けっ放した場合、電気使用量は、ドアを閉め切った場合に比べて25%増となる。このような無駄遣いをしてはならない」というのがこの法案の趣旨だそうです。

「仮に、1,000の事業者の店がドアを開け放ったままにしていると、4,600バレルの石油を無駄遣いし、2,200トンの二酸化炭素を環境に放つことになる。これは温室効果ガス放出で表すと、425台の車を1年間道路上に野放しにすることに匹敵」(コンソリデイテッド・エディソン社試算)

つまりは、手動式ドアでの開けっ放し状態はとても環境に良くないのです。

それに引き換え、

  • 自動ドアの電力消費量は1日当りなんと1円(年間360円/平均)
  • 24時間営業のコンビニでフルに使っても1日5円(年間1800円)

実は、自動ドアを使用することはコスト面でも、環境面でも地球にやさしいことなのです。